書評|『日本で、ヒュッゲに暮らす』から学ぶ暮らしの工夫

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世界幸福度ランキング1位の常連国「デンマーク」

デンマークの人々が大切にしているとても素敵な価値観、その名も「ヒュッゲ

今世界で注目されてきています。

そんな「ヒュッゲ」について書かれている本「日本で、ヒュッゲに暮らす」の感想と個人的に心に残った言葉を紹介します。

「日本で、ヒュッゲに暮らす」とは

sami
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そもそもヒュッゲってなんだ?

居心地がよく快適で陽気な気分であることを表現する

Wikipediaより

sami
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意味が分かるような、分からないような

sami
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「日本で、ヒュッゲに暮らす」の基本情報はこちらです!

タイトル日本で、ヒュッゲに暮らす
著者イェンス・イェンセン
発行日2018.8/1
出版社パルコ
単行本144ページ

北欧デンマークの過ごし方「ヒュッゲ」

この本では心地よく暮らすためのイェンス・イェンセンさんのデンマーク流ヒュッゲのアイデアが紹介されています。

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日本でもヒュッゲに暮らせるヒントが書かれているので、私もできそうなものは実践したくなりました。

「日本で、ヒュッゲに暮らす」のあらすじ

1章 ヒュッゲなインテリア Et hyggeligt hjem

そこは、世間をあまり気にせずに、心も体もゆったり安心でき、いつでも自分を受け入れてくれる場所。

まさに「巣」のような場所があると、ヒュッゲを感じやすくなることは間違いない。

キャンドルなどの照明や、日本では馴染みのある畳など、「ヒュッゲなインテリア」について書かれています。

2章 おいしい時間のヒュッゲ Hygge der smager

「何を食べるか」より、「誰と」食べるかが、重要なんだ。

自分が好きな人たちと「おいしさ」を共感して、心があったまるコミュニケーションの時間によって、ヒュッゲを感じることが多いのだ。

おいしいご飯を食べる。温かい飲み物を飲みながら本を読む。そんな時間に幸せを感じます。

イェンス・イェンセンさんのパンケーキやマグカップケーキのレシピも紹介しています。

どの家庭でもある材料でできる素朴なレシピを見ているだけで、なんだかほっこりする内容です。

外食ではなく友人を家に呼んだり、呼ばれたりして食事をする。

食事だけでなく人が家に来るとなると、普段から掃除はしているものの、さらにまたきれいにしてピカピカの状態で呼ばないといけないと思ってしまうのが自分を疲れさせる原因なんですよね😖

きっとこれは見栄だ

しかし実際、友人や人の家にお邪魔するときお家の綺麗さを見てしまっている自分がいる。

ヒュッゲは料理の上手い下手じゃない

ホームパーティーもデンマークでは気を張ることなく、料理をみんなで持ち寄ったりして一緒にいる空間を大切にすることもヒュッゲなんです。

この本で紹介している、棒パン、スモーブロ(デンマークのオープンサンド)などキャンプでも楽しめそう

3章 心がふれあうヒュッゲ Hyggeligt samvaer

身近な人、親子、一人の時間、色々な場面でのヒュッゲがあります。

それぞれ大切な時間ですよね。

自分一人ではできないことも、周りの人の協力があって叶えられていることもたくさんある。

そういう感謝を家族やまわりの人に日常の行動で自然に伝えられたらいいなと思っている。

「ながら」ではなく、目の前のことに集中して子供と遊ぶときはしっかり遊ぶ

スマホや他のことをしながらの対応が多くなってしまいがちだけど、子供だけではなく集中して目の前の人の事だけを考えて関わっていきたい。

今しかない子供達との時間に集中して生活して行こうと改めて感じる言葉でした。

子供が「子供として過ごす時間」って短い。安心できる環境を与えるのは親の責任

「日本で、ヒュッゲに暮らす」の書評

サラッと読めてほっこりする一冊です。

写真も多く、内容も読みやすいのでリラックスして読むことができます。

ヒュッゲによる幸せヒントがたくさん詰まっていて、キャンドルなどすぐに試せるものばかりなのでとても楽く読むことができました。

空間の居心地、時間の流れを感じて心豊かな時間を過ごしたくなります。

「日本で、ヒュッゲに暮らす」のまとめ

お金をかける贅沢ではなく、自然体で今あるもの、自然を大切にする。

家族や身近な人との時間も大切に。

とっても読みやすく、読むだけでヒュッゲを感じることができ、ほっこりする一冊です。

あなたも普段の生活の中にある、ヒュッゲを感じてみませんか?

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